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子どもの視力が落ちてきている

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視力低下のしくみ

視力低下とはどういうことでしょうか。
眼球は角膜・虹彩・水晶体・毛様体筋・網膜といった部分からなります。
モノを見る、というのは、角膜を通して光を入れ、虹彩で光量を調節します。そして、水晶体の厚みを毛様体筋で変化させピントを調節します。その状態で網膜が光をとらえ、視神経を通して脳にいき、像として認識されるのです。
この各部分が疲弊したりして調節が狂うことで視力の低下が起こります。
網膜より手前でピントが合ってしまって遠くのものが見えにくくなるのが近視で、逆に網膜より奥にピントが合ってしまうと遠視になります。
使い過ぎによる疲弊の他に、加齢によって衰えることも多くあります。また、病気による視力低下もあります。

子どもの近視が増加

眼鏡をかけている子どもはよく見かけるようになりました。
目が悪いといえば老眼で、年寄のイメージがいまだ強いものですが、最近は子どもの視力低下も社会問題化しています。
裸眼視力が1.0未満の小学生の割合は、30年前と比べて1.5倍以上になっているというデータがあります。0.3未満となると3倍以上にもなります。小学生でこの状況ですが、中学・高校となるにつれてその割合は非常に増加しています。
一般的に子どもの成長期には近視になりやすいといわれていますが、現代はさらに近視が加速している状態であるといえます。
成長期には体と共に眼球も成長するのである程度視力が変化するものですが、その成長期になんらかの影響を受けてしまうと近視が進んでしまうのです。